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青葉の由来
末長く愛される店を目指して
1996年10月、4.5坪の小さな店で、青葉はオープンしました。
この小さな店は、私の考える「ラーメン店本来の姿」を実現したものでした。
それは「屋台」です。
私のふるさと仙台には、かつてたくさんの屋台がありました。
子供の頃の楽しみと言えば、映画を見に行って、
そのあと屋台でラーメンを食べることでした。
ラーメンというのは、大衆的な生活の中にとけこんでいる食べ物だと思います。
そして、ラーメンに一番相応しい空間が「屋台」だと思うのです。
私は、屋台を参考に店作りを考えました。
カウンターのみの小さなお店、メニューはシンプル。
そして、お客さんすべてに、職人の顔が見え、仕事が見える。
そんな店作りがしたかったのです。
店舗が増え、本店が拡張された今も、その思いは変わりません。
屋台の感覚が充分伝わる店、チャルメラが聞こえるような店、
そんな店作りを常に心がけています。
「青葉」という屋号は、私の好きな言葉にちなんだもので、二つの思いを込めています。
一つは、ふるさと仙台のイメージ、もう一つは、「これから伸びゆく、繁れる」という日本的で新鮮な響きが気に入ったからです。
「青葉」は、末永く愛される店を目指しています。
そして同時に、青葉のように常に若々しい存在でもありたいと願っています。